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紹介した内容

第4回 4月23日OA「桃源郷を築いた加藤重春」


桃の生産量日本一を誇る、笛吹市一宮町。昭和5年、桃づくりを始めたのは加藤重春。
明治のはじめから養蚕が盛んだった一宮。しかし、世界恐慌が発生した昭和初期には深刻な養蚕不況に陥ります。アメリカで果樹栽培を学び帰国した加藤は「桃」に着目し、岡山から、優良な品種の苗木を入手、栽培を始めました。加藤の長年の努力が実り、桃づくりは1960年代に急速に発展、一宮町は日本一の桃の里となったのです。

笛吹市一宮町末木にある加藤家には、加藤重春の功績を讃えた顕彰碑があります。
現在も子孫が桃を作り続け、桃源郷としての未来を拓いた加藤の思いも今に受け継がれています。

2019年4月23日 22:00