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第1回「明治のはじまり」

 

甲州市勝沼町。

 

ぶどう寺で知られる大善寺のすぐ近く、柏尾の地。

 

旧新選組の近藤勇率いる幕府軍と、

先に甲府入城を果たした新政府軍が、

明治元年3月6日早朝、この地で激突しました。
(新政府軍が勝利した場所です。)

 

深沢入口交差点には、大善寺の東の境界、

「東神願鳥居」がありました。

 

この鳥居の前に、幕府軍は大砲2門を据え、

およそ1000名から成る新政府軍を迎え撃ちました。

 

鳥居には、激戦を物語る銃弾の跡が、

生々しく刻まれていたといいます。

 

兵士の数や武力の差で、幕府軍は総崩れとなり敗走、

わずか1時間ほどで、新政府軍は勝利したのです。

 

 

勝沼町には、この戦いで戦死した、

幕府側2名、官軍側1名の墓が残されています。

 

また、両軍が使った砲弾や銃弾なども発見されています。

 

甲州における、戊辰戦争唯一の戦いであり、

山梨に新たな時代の始まりを伝える出来事となりました。

 

 

山梨の明治は、ここから始まったのです。

2018年4月9日 13:30