フクロウを守り、撮る 写真家に密着(12月22日)

特集は、清里を拠点に八ヶ岳南麓でフクロウを撮り続ける写真家・斉藤嶽堂さんに密着しました。

 

12月22日フクロウ

 

 

16年前、フクロウを撮影するため、八ヶ岳を頻繁に訪れるようになった斉藤さんは現在1年の半分を八ヶ岳で過ごしています。

 

 

空気や季節感が伝わる写真を撮りたい―。

 

雪のなか、1本の枝にとまった一枚を収めたいと、7年待ったこともありました。

 

ただ斉藤さんが撮影を続ける月日のなかで、森は伐採が進み、住みかを失った八ヶ岳のフクロウは、以前と比べ激減してしまったと言います。斉藤さんは撮影と並行して、仲間たちと巣箱を設置するなど、フクロウの繁殖活動も続けています。

 

斉藤さん

「フクロウは森の自然のバロメーター。
 フクロウは豊かで安全な森でないといつかない。フクロウが森の中に住んでいるということは、その森が豊かだということ。」

 

 

特集では、斉藤さんがフクロウを撮影する姿も追いかけました。

 

12月22日予告

 

 

斉藤さん

「自然が変わってきている。
 温暖化で雪が降るのが遅くなったりー。
 一年中工事をしていて、動物のエサ場が失われていたりー。

 フクロウは自然のバロメーター。フクロウを守ることは、自然全部を守ること。それを伝えていきたい」

 

斉藤さんやフクロウ保護活動を続ける仲間の皆さんは、林野庁の許可を得て国有林に巣箱を設置し 毎年少しずつヒナを返して、数を増やしています。

 

一方、最近のフクロウブームで、不法に林に入ってフクロウを 捕獲する人もいるそう。身勝手な行動によって、せっかく増え始めたフクロウがいなくなると、再び野ネズミが増えるなど、生態系のバランスが崩れてしまいます。

 

 

フクロウを守ることは、自然を守り、さらに私たち人間を守ることにもつながっているのかもしれません。ぜひ皆様のご配慮をお願いします。

 

 

 

斉藤さんのギャラリーは、保護活動などの拠点となっているんですが、現在活動が忙しいということで、一般の見学はお休みしているそうです。

 

ただ今回、フクロウやその保護活動に興味を持ったという人は、斉藤嶽堂さんのHPに掲載されているメールアドレス(gakudoh_saito@yahoo.co.jp)から、お問い合わせくださいということです。

 


2016年12月22日 04:10