天津司の舞×田中泯さん(4月17日)

 

今回の特集では、山梨在住で世界的舞踊家・田中泯さんが山梨で千年もの間続いていると言われる「天津司の舞」を訪れた模様をお届けしました。

 

 

天津司の舞とは・・・

 

甲府市小瀬町で毎年春に行われているお祭り。約1000年前から受け継がれ、木製の人形=クグツを用いて舞を演じる、日本最古の人形芝居のひとつ。かつて甲府盆地が湖だったころ、天から降り立った9体の神様が、船の上で遊んでいる姿を現している、と伝えられています。

 

 

実際に見るのは初めて、という泯さん。

 

組立作業から見えた、人形の仕組みに興味津々。

 

 

 

泯さん

シンプルだが、割に複雑な動きをする。造り自体は単純だが、動きは計算されている。

 

さらに、舞の時。

年に一度、神様の顔を拝むことができる時間。

お狂いと呼ばれる激しい舞。幕の中を上下に、隠れては現れる動きを繰り返します。

 

 

泯さん
原則的な理屈があるが、そういうことを抜きにして、見る人間が引き込まれていく…海の中に吸い込まれ、生き返ってくるのが繰り返され、すごいドラマチック。現代の忙しい時間から、私たちを引っ張り上げてくれる。よくぞ残ったり。

 

 

千年前と同じ時間が流れる天津司の舞。

 

現代の慌ただしい私たちは、人形たちの目に、どの様に映っているのでしょうか…

 


2017年4月17日 04:44