猟の達人・有泉大さんに密着(11月16日)

11月15日、山梨県では狩猟が解禁となりました。

 

県内では340ha、東京ドーム72個分もの野生の鳥獣被害を受けています。

 

かつて「保護」の対象だった鹿などの動物の「頭数の管理」が求められる今。罠猟の免許を取得し、ハンターになる人も増えています。

 

今回、そんなハンターのなかでも猟歴40年、猟の達人・有泉大さんに密着しました。

 

 

全国にも名が知れた鳥獣保護・管理のスペシャリスト、有泉大さん。林業、そして農業にも大きな影響をもたらしている獣害を食い止めようと、中心となり山梨の狩猟を支えているハンターです。

 

有泉さんのもとに相次ぐ獣被害の相談。その罠猟の技は、多くの猟師が聞きたがり、全国へ指導にも赴くほど。

 

今回番組では、基本的な罠から、有泉さん自身が開発した罠などを見せていただきました。

 

 

40年で培った緻密な計算に裏付けられた、さまざまな仕掛け。

 

 

また、有泉さんは自宅に肉の処理場も設置し、特許をとったウインナーも開発しました。

 

 

さらに、急務とされる後継者育成のため、狩猟免許取得者の講演会などにも講師としてその技術を伝えています。

 

 

有泉さん「自分の40年以上やってるその技術を若い人にできるだけ伝授して教えたい」

 

縄張り意識の高い猟師の枠を超えて、有泉さんは後継者を育てていきたいと考えています。

 

 

有泉さん「同じ命に感謝をしながら、命というのはひとつしかないし、全ての動物が生きようとしている。そういうことを考えて処理をするなり命をもらう。」

 

命を扱うことの厳しさ、そして獣害の問題に真摯に向き合う姿勢―。

 

有泉さんは、今日もその技を伝え、その思いを伝えています。


2017年11月16日 04:05